モラハラは治ると信じたかった

私はモラハラを自覚できました。

後は治すための行動を移すだけです。

しかし、モラハラの勉強のために被害者の方々の知恵袋や対策を読みます。

 

「あいつらは治らないから逃げてください」

「一生孤独で生きてほしい」

 

私はこれらの言葉に絶望しました。

 

モラハラは治らないのか?

加害者は治らないんでしょうか。私は一生人を正しく愛することなく、孤独に死んでいくんでしょうか。かつてのパートナーを傷つけたのは私です。今は新たにパートナーを築く気もありません。

しかし、このままでは孤独死です。自覚した以上、行動する他なくなってしまいました。

人生で味わったことの無い孤独感

私は未婚で、交際関係がありました。まだ若いため、未来が開かれているのは頭ではわかっています。諸先輩方からしてみれば「なんでそんなことで気にするの」と思われるかもしれません。私もそう思います。

しかし、心では理解できません。

まずは仲間を大切にしよう。依存からの脱却

よく考えたら、私を取り巻く環境はパートナーだけではありません。そんなこともわかりませんでした。

仲間と話そう。

そういう思いで、定期的に開催している会に臨みました。

私は、今までの交友関係の在り方を考え直させられることになります。

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友達は、横にいたら話を聞いてくれる存在。友達だし、横に耳があるなら話を聞いてくれて当然。友達なんだから、自分の都合のいいときに横に行けばいい。

 

そう考えていたかどうかは、正直わかりません。そうだったかもしれないし、そうじゃないかもしれません。ただ、確実に言えることは、友達にも優越感を感じるために接している時間があったことです。

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しかし、このときは、自然と、ありがたみを感じながら、仲間と接することができました。彼らは高校からのかかわりで、唯一親友と呼べる存在です。そして彼らからも、この悩みを打ち明けたときに、「いつでも俺らのところに来い」と言ってくれました。

 

私は交友関係は広いことを自負していますが、今考えると、非常に薄い付き合いが多かったように思います。

それは、私の、他者に対する共感の薄さと同じだと悟りました。

もし治らなかったとしても制御できるように

自己愛性パーソナリティ障害は、感情的かつ突発的に他者を攻撃する、他者への共感力が圧倒的に欠如しているといった特徴があります。また、モラハラ的には、パートナーに尊敬を以て接することができません。

 

モラハラの根底、自己愛性パーソナリティ障害が治らなかったとしても、技術で何とかカバーしたい。今、私が取り組んでいるのは以下の3つです。

それぞれ、「お互いを尊敬してコミュニケーションを図る」「突発的に湧き出る怒りを制御して理性的に表現する」「人に興味を持つことで、人の立場を聞き入れる姿勢を持つ」ことを目的にしています。

 

そのうち、トレーニングの成果が得られたら、記事にしたいと思います。